PEPSIMAN
恐らく「未来に残したいバカゲ−BEST100」とか企画したら間違いなく上位に食い込む一品
皆のヒーロー、ペプシマンがペプシの売り切れに暴動を起こす市民を静めにいったり
頭からバケツを被って工事中の穴に落ちたり、テキサスの荒野を疾走中に暴走族に命を狙われたりしちゃいます
人によっては上のパッケージだけで衝動買いした人なんかもいる事でしょう
なんたって定価で\2800という明らかに低予算の叩き売りゲーム、洒落で手を出しても懐にひびきません。
しかし侮るなかれ、確実に値段以上に楽しめます。ええ、色々な意味で。
さて、取り敢えず内容に触れますが、本作品はオートスクロールしていくペプシマンを操作して
障害物を避けながら時間内にゴール目指して走っていくアクションゲームです
操作はいたって単純、以下の通りです
× ジャンプ
□ スライディング
↑□ ダッシュ
↓□ ブレーキ
ん?よく見るとボタン二つと十字キーしか使ってません。…ファミコンかよ!
まぁ、全体に漂う雰囲気もプレステと言うよりはどこかPCエンジン臭さすら醸していますが
これはPSのソフトです(再確認)
このゲームは4面構成なんですが、各ステージにそれぞれペプシマンが疾走する理由がこじつけ定めてあります
1〜3面は人々にペプシを届けに行く、なんですが4面は
「都市のメインコンピューターに異常が生じ、町が混乱。それを解決しに行く」というものです
何で最後だけシリアスなんですかねぇ!?
ちなみにこのゲーム、やり込み要素として隠しキャラが存在します。
説明書に書いてある時点で隠しでも何でも無いような気もしますが…
しかしゲームの微妙に辛口の難易度がそれらを邪魔します。っていうかそんなにやり込みたくありません。
ステージをクリアする度に謎のおっさんの実写ムービーが入ったり、(ゲームにはペプシとか言い出します)
ペプシマンが巨大なペプシの缶にロードローラーの如くペシャンコにされたりと、
色々とショッキングな出来事が多いゲームですが、別の意味でショックが強かったのは
このゲームの発売にKIDが関っている事、です。
マジか…?
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